名古屋工業大学研究協力会は、6月7日、学内講堂会議室にて第14回総会および特別講演会を行いました。
【総会】
石丸典生研究協力会会長の開会の言葉、経済産業省中部経済産業局 大橋地域経済部長並びに髙橋実学長よりご挨拶を頂き、研究協力会の活動に係る各議題を審議したところ、事業計画、予算等承認事項については全て承認いただくと共に、報告事項についても、特に質問もなく終了となりました。なお、本年6月より、当研究協力会は石丸典生前会長の後を受け、水谷尚美(みずたにたかよし)新会長が就任。
基本的には石丸前会長の進めてこられた大学と企業のコミュニケーションの重要性をベースに、「研究成果の社会への還元」こそが、わが研究協力会の設立の原点であり、存在意義もそこにある。即ち、研究協力会は名工大がその成果を社会に還元するための応援団の様なものである。これからも大学と会員企業の双方向の交流を大切にした、より進化した産学連携を模索する企画・運営に努めていきたい(水谷会長談)。
【特別講演会】
テラ モーターズ株式会社代表取締役の徳重 徹氏を講師として、以下のとおり特別講演会を開催しました。参加者は140余名で、一般参加、学内教員・学生等の参加も多く盛況の内に終了。
講 演:「次世代電動バイクの開発~EVでスーパーベンチャー~」
講 師: テラ モーターズ株式会社 代表取締役社長 徳重 徹 氏
司 会:産学官連携センター 教授 浜田 恵美子
テラ モーターズは、設立して間もないベンチャー企業であり、現在フィリピンでEVの二輪と三輪タクシーの国家的プロジェクトを行っており、徳重社長のシリコンバレーでの経験を生かしての次世代電動バイク開発事業の今まさに取り組んでいるベンチャー精神溢れるお話は、ご参加者からも共感を呼んだ講演会となりました。
【懇親会】
特別講演会終了後、講堂会議室にて懇親会を開催致しました。会員、役員、教職員の親睦が十分深められた有意義な懇親会となりました。