分野別セッションの情報です。
第16回分野別セッション開催報告(安全・安心・快適ライフ)
第16回分野別セッションを7月26日(月)に開催しました。
話題提供の講演では、本学で研究されている、日常生活を豊かにするための情報工学、建築学について、様々なアイディアが紹介されました。参加者は会員が16社19名、役員、学内からは15名、合計で34名でした。セッション後は「共同研究を行いたい」との希望も多く、会員、講師陣共に、有効なシーズ発掘の場となりました。
第16回分野別セッション開催通知 テーマ:(安全・安心・快適ライフ)
日 時:平成22年7月27日(月) 午後3時~午後7時00分頃
内 容:『情報工学と建築学から 安全・安心・快適を解き明かします』セッションコーディネータ
犬塚 信博 教授
『音による周辺環境認識(危険察知補助システム)』(キーワード:聴覚情報処理、ニューラルネットワーク、サウンドウオッチャー、危険察知、聴覚障害者支援)
黒柳 奨 准教授
『ブレイン・マシン・インタフェースの実社会への応用を目指して』(キーワード:脳波,眼球運動,運動予測,脳波インタフェース)
船瀬 新王 助教
『統計モデルに基づいた手話の認識・合成の展開』(キーワード:手話の認識・統計モデル・音声認識・画像認識・指文字合成)
酒向 慎司 助教
『介助のある高齢者の食事空間から被災地・災害地までの住環境の向上』(キーワード:建築、高齢者、食事、介助、行為、付加価値)
北川 啓介 准教授
第15回分野別セッション開催報告(新材料・ナノ材料)
第15回分野別セッションを5月11日(火)に開催しました。
年度初め、また大型連休明けと多忙な時期のせいか、参加者は会員が9社9名、役員、学内からは17名、合計で26名と少なめでしたが、話題提供の講演後、技術懇談会への参加率は高く、講師陣と熱心な懇談が行われ盛況なセッションとなりました。当日ご参加下さった会員の皆様には、この場を借りてお礼申し上げます。
第15回分野別セッション開催通知 テーマ:新材料・ナノ材料
日 時:平成22年5月11日(火) 午後3時~午後7時30分頃
内 容:『あったらいいな~がある!名工大の新材料開発・解析技術』
セッションコーディネーター 猪股克弘 教授
「未来材料への一歩はナノ表面解析技術」吉野明広 准教授
(キーワード:有機-無機ハイブリッド,界面科学,表面計測技術)
「シリコーン含有透明アクリルハイブリッド材料の開発」杉本英樹 准教授
(キーワード:透明,シリコーン,アクリル樹脂)
「室温プロセスによるフレキシブル透明デバイスの開発」種村眞幸 教授
(キーワード:表面機能化,ナノ材料・構造,プラスチック,ヘッドアップディスプレイ)
「ナノ結晶、ナノ細孔を用いた新コンセプトの蛍光体開発」早川知克 准教授
(キーワード:蛍光体,ガラス,ナノ結晶,細孔,ゾルゲル,LED,FED)
後日、講師陣のプロフィール等も、お知らせ致します。参考にして頂けたらと思います。
第14回分野別セッション開催報告(環境対応)
「環境」は、いろいろな学科で取り組まれている注目の分野です。今回は、多様な切り口から環境について興味深い話題提供がなされ、技術懇談会に至りました。参加者は会員が15社20名、役員、学内からは15名、合計で35名程のセッションとなり、お陰さまで盛況でした。ご参加頂いた皆様に、この場をお借りして御礼申し上げます。
第14回分野別セッション開催通知
テーマ:環境対応
日 時:平成22年2月22日(月) 午後3時~午後7時30分頃
内 容:『次世代産業展開へのキーワード「環境」への展開』
セッションコーディネータ 藤正督 教授
「遺伝的多様性 ―道路による分断化の影響評価―」増田理子 准教授
(キーワード:倍数性,分断化,生物多様性)
「微生物利用環境技術:廃水処理からグリーンケミストリーまで」堀克敏 准教授
(キーワード:微生物,廃水処理,排ガス処理,廃棄物,グリーンケミストリー,バイオフィルム)
「バグフィルターの摩耗評価法」渡辺義見 教授
(キーワード:ゴミ焼却炉,磁性粒子,光ファイバー)
「廃棄ポリスチレン樹脂を利用するナノコンポジットの創製」永田謙二 助教
(キーワード:リサイクル,ナノコンポジット,ポリスチレン,層状粘土鉱物)
後日、講師陣のプロフィール等も、お知らせ致します。参考にして頂けたらと思います。
第13回分野別セッション開催報告(省エネ・生産効率向上)
第13回分野別セッション(省エネ・生産効率向上)を予定どおり11月26日(木)に開催致しました。11社13名の参加者を前に、この度のセッションコーディネータの岩崎准教授が開催意義を話し、その後、4人の講師に20分程の話題提供をして頂きました。その後、3時間近くの技術懇談に入り、講師陣と会員の熱心な懇談会となりました。膝詰の懇談をすることにより、先生が身近に感じられてよかった、というお声も頂けました。
講師陣の一人に、会員企業の方から、懇談の続きをして、共同研究も模索してみたい、とお申し出を頂いております。フォローアップに努めて参りたいと思います。
今回の分野別セッションは、事前アンケートを通じて皆さまからのご要望、ニーズを探りながらの開催となりましたが、アンケートにご回答下さった方々、及び当日ご参加頂きました会員の皆様には、この場を借りて御礼申し上げます。
第13回分野別セッション開催通知
テーマ:「新エネルギー・新デバイスが拓く次世代省エネルギーの横断技術」
日 時: 11月26日(木)午後3時~7時45分
会 場:<話題提供の部>名古屋工業大学19号館1階会議室(午後3時-午後4時20分)
<技術懇談会> 校友会館(名古屋工業大学内)(午後4時30分-午後7時45分)
内 容:「色素増感型太陽電池における色素の開発」増田秀樹教授
(キーワード:色素増感型太陽電池,グレッツェル型色素)
「省エネ型次世代GaN系デバイスの研究開発」江川孝志教授
(キーワード:省エネ,GaN系半導体,発光デバイス,インバータ)
「ホイスラー化合物熱電材料の開発と排熱利用発電への応用」西野洋一教授
(キーワード:熱電変換,ホイスラー合金,エコ発電,擬ギャップ工学)
「大気圧低温プラズマ表面改質技術による省エネ対策」安井晋示准教授
(キーワード:大気圧低温プラズマ,表面改質,CVD,DLC)
省エネ・生産効率向上について、じっくりと名工大の研究者と膝詰めの技術懇談をしたいと思っていた方、この機会を是非お見逃しなく!そのための話題提供として、以上の4人の講師が、まずキーポイント的に話します。その後、懇談の部で、日頃の技術上の悩みも含め、各講師と技術討論ができるように時間を十分とっております。ご参加申し込みをお待ちしております。
第13回以降のセッション開催予定
12回までは、分野別、学科別等で開催して参りましたが、この秋からは、皆様のニーズに近づけた対象分野で開催する予定です。
詳細が決定次第、本HPおよびメールにて、お知らせ致します。
第12回分野別セッション開催報告;
第12回分野別セッション(生命・物質工学科)を予定どおり7月9日(木)に開催しました。11社13名の参加者を前に、まず4人の講師が15分間程の話題提供をして、その後、3時間近くの技術懇談に入りました。技術懇談への参加率は高く、しかも最後まで、ほとんどの方が残り、4人の講師陣と熱心に膝詰の懇談をしていたのが印象的でした。
当日ご参加頂きました会員の皆様には、この場を借りてお礼申し上げます。
第12回分野別セッション開催予定
テーマ:「環境・バイオ・高分子材料の技術懇談会」
日 時:7月9日(木)午後3時~7時
内 容:「光合成細菌由来の膜タンパク質の組織化と光電子機能」出羽毅久 准教授
(キーワード:光合成細菌、膜タンパク質、パターニング、光電子機能)
「微生物による環境技術」堀 克敏 准教授
(キーワード:廃水処理、水浄化、バイオフィルム、スライム、土壌・地下水浄化、
排ガス処理、コンポスト、バイオマス、廃油処理、環境浄化、生分解性材料、
バイオ(微生物)触媒、酵素、微生物、グリーンバイオ、微生物固定化)
「高分子材料のデザインと合成」高木幸治 准教授
(キーワード:分子設計、重合反応、芳香族系高分子、電子光機能)
「高分子材料の性質」猪股克弘 教授
(キーワード:高分子材料、物性、形状記憶、リサイクル)
今回は、新しい試みで、懇談の部がメインとなっております。
日頃、じっくりと名工大の研究者と膝詰めの技術懇談をしたいと思っていた方、この機会を是非お見逃しなく!そのための話題提供として、以下の4人の講師が、まずキーポイント的に話します。その後、懇談の部で、日頃の技術上の悩みも含め、各講師と技術討論ができるように時間を十分とっております。ご参加申し込みをお待ちしております。
第11回分野別セッション開催報告
建築・デザイン、都市社会工学系の4人の講師による第11回分野別セッションは、予定通り5月14日に開催致しました。展示物もあり、写真もふんだんに使った視覚に訴えるわかりやすい報告を心がけました。11社17名(学生含め)が講演を聴講され、交流会では教員も参加し、活発な交流が行われました。
現在、研究に興味を持った企業とのフォローアップに力を入れています。
第11回分野別セッション開催予定
第11回分野別セッション(建築・デザイン、都市社会工学系)を
“准教授の4人が皆様の不安を企業の強みにしてみせます”とのメインテーマで、
5月14日(木)午後3時より、開催させて頂きます。
講演内容は、
・横山淳一准教授の「質実剛健な生活習慣を身につけて、社員全員、家族も幸せを維持する術!」
・須藤正時准教授の「温故知新発の新感覚素材で、身体も心体も生活習慣の根底から改善する術!」
・秀島栄三准教授の「いつか来たる大地震のその時、泰然自若で平常心で仕事に従事する術!」
・北川啓介准教授の「共存共栄なナゴヤ発の寄生思考からの、世界初お披露目の建築の生成の術!」
です。
各企業の技術系はもちろん、総務、人事、危機管理、全ての担当者のためになる術の紹介です。また、講演では実物展示もあり、さらに校友会館にて軽い懇親会を開く予定です。
教員との技術懇談・討論の出来る時間を十分にとっております。
ご参加申し込みをお待ちしております。
第10回分野別セッション開催報告
第10回分野別セッション(情報工学系)を予定とおり3月6日(金)に開催しました。
年度末が近い多忙な時期のせいか、7社10名と参加者は少なめでしたが、
4つの講演の後、2研究室のラボツアーと講師を囲んでの技術懇談への参加率は高く、
アンケートへの回答でも今後の参考となるご意見を頂きました。
当日ご参加下さった、会員の皆様にはこの場を借りてお礼申し上げます。
第10回分野別セッション開催予定
第10回分野別セッション(情報工学系)を、下記要領で開催します。
分 野:「新しい価値を生み出す情報技術への新展開」
日時:平成21年3月6日(金) 午後3時~午後7時頃
場所:名古屋工業大学 3号館2階M3教室(講演)(受付:14:30~)
および校友会会館(懇談会)
第9回分野別セッション開催報告;
第9回分野別セッション(機械系)を予定とおり12月19日(金)に開催しました。
年末の多忙な時期で、当日欠席の方もおられましたが、14社18名の参加を頂きました。
4つの講演の後、2研究室のラボツアーと講師を囲んでの技術懇談に移りましたが、
いずれも予定時間をオーバーするほど熱心な質疑応答があり、最後まで盛り上がりました。
当日参加下さった、企業会員の皆様にはこの場を借りてお礼申し上げます。
第9回分野別セッション開催予定
第9回分野別セッション(機械分野)を、下記要領で開催します。
分 野:「ものづくりを支える機械・計測技術の新展開」
日時:平成20年12月19日(金) 午後3時~午後6時30分
場所:名古屋工業大学 講堂会議室(講演の部)
(受付:名古屋工業大学 講堂2階 講堂会議室 14:30~)
内容:15:00~17:15 講演の部(講堂会議室)
17:25~18:00 懇談と研究室見学
第8回分野別セッション開催報告
第8回分野別セッション(電気電子分野)を予定通り10月23日に開催し、
15社19名の企業会員と1名の個人会員が講演を聴講されました。
その後、3人の講演教員のラボツアー、最後にコーヒーカップを片手に
教員を囲んで議論・懇談・交流しました。
参加された企業の皆様にこの場を借りてお礼申し上げます。
第8回分野別セッション開催通知(参加者募集)
第8回分野別セッション(電気・電子分野)を、下記要領で開催します。
分 野:「人・都市空間の環境とエレクトロニクス!」
日時:平成20年10月23日(木) 午後3時~午後6時30分
場所:名古屋工業大学 講堂会議室(講演の部)
大学会館2F集会室(懇談会)
(受付:名古屋工業大学 講堂2階 講堂会議室 14:30~)
内容:15:00~15:30 講演の部(講堂会議室)
16:45~17:45 研究室見学(各研究室)
17:50~18:30 懇談会(大学会館2階集会室)
第7回分野別セッション開催報告
第7回分野別セッション(環境材料分野)を、予定通り9月12日に開催し、
19社28名の会員企業が講演を聴講されました。その後、4人の講演教員別にGr分けし、
教員を囲む議論・懇談・交流の場を設けたところ、18人の会員が参加されました。
各Gr共、教員と会員の双方向の情報交換や議論が2時間近く盛り上がりました。
参加された企業の皆様にこの場を借りてお礼申し上げます。
第7回分野別セッション開催通知(参加者募集)
分 野:「大学シーズの産業展開を目指して!」
日 時:平成20年9月12日(金) 午後3時~午後7時
場 所:名古屋工業大学 2号館 F1教室(講演)
〃 校友会館1F(技術懇談会)
第1ラウンド終了の報告及び第2ラウンド開催方針
第6回分野別セッションで、全6分野の第1ラウンドが終了致しました。延べ参加企業数は119社(実企業数は72社)、参加延べ人数は169人でした。
第1ラウンドでは、前半3~4人の教員による講演を行った後、教員及び会員の方々との交流会を行うという統一のスタイルで行いました。
しかし、第2ラウンドでは、各分野毎にセッションの内容やプログラムなどに工夫を凝らして行っていきます。例えば、講演会後のセッション(教員との議論・討論)に重点を置く、ラボツアーを盛り込む、などを考えております。
第6回分野別セッション開催報告
第6回分野別セッション(生命・物質工学分野)を、予定通り7月10日に開催しました。
17社21名が講演を聴講されました。理解しやすかったと多数の感想を頂き、第1クールの締めを終えました。
なお、次回からは第2クールとして、第7回のセッションを、「環境材料」分野で9月12日(金)に開催致します。詳細プログラムは後日ご連絡致します。
第6回分野別セッション開催通知(参加者募集)
分 野:「生命と物質を化学で斬る!(担当:生命・物質工学科)
日 時:平成20年7月10日(木) 午後3時~午後7時45分
場 所:名古屋工業大学 講堂会議室2F(講 演)
〃 校友会館1F (交流会)
スケジュール: 15:00~15:45 講演Ⅰ
「形状記憶高分子材料−長いものには絡まれろ?−」猪股克弘教授
(キーワード:高分子材料、形状記憶、絡み合い、分子構造)
身の回りに存在する様々なプラスチック材料は、それぞれ個性ある特徴的な性質を持っていて、必要に応じた使われ方をしています。これらの特徴は、化学的な視点、すなわち分子の構造から考えてみると、理解しやすいことが多いです。プラスチック材料を構成している物質は、非常に細長くてひも状の形をした、高分子と呼ばれる分子です。このような分子構造であるがゆえに必然的におこる、高分子特有の現象が、「絡み合い」です。日常よく経験するように、絡まりあった糸屑からどれか一本を取り出そうとすると、糸屑全体が持ち上がってしまいます。高分子のようなナノメートルの世界でも、同じような現象が起きています。本テーマでは、絡み合いという現象から生まれるユニークな特性を説明し、私どもが取り組んでいる「形状記憶高分子材料」への展開について紹介したいと思います。
15:45~16:30 講演Ⅱ
「輝く!感じる!電子光機能性有機高分子材料の育て方」須高木幸治准教授
(キーワード:有機高分子材料、蛍光発光、電子光デバイス、薄膜)
日頃から目にするプラスチックは、特定の形に成型されており、形状そのものが働きをもっています。これとは別に、目には見えない小さなところで重要な役割を担うものもあります。本来プラスチックは、電気を流さない絶縁体でありますが、ある化学構造からなるものは、金属にも匹敵する導電性を示すことが知られています。併せて、このような材料は、可視領域に発光を示すこともあるので、さまざまな電子光デバイスへの応用が期待されています。有機高分子材料は、簡単にナノメートル(10億分の1メートル)スケールの厚みの薄膜が作製できるだけでなく、折り曲げたりしても割れない優れた機械的特性から、“ユビキタスデバイス”の実現には無視できない存在となっています。本講演では、光る有機高分子材料の設計、また刺激に対する応答性について、我々の研究を中心に紹介したいと思います。
(16:30~16:40休憩)
16:40~17:25 講演Ⅲ
「分子の積み木で未来を創る」出羽毅久准教授
(キーワード:生体膜・分子集合体・エネルギー変換・核酸医療・分子観察)
細胞は有機分子からできた巨大な(超)分子集合体です。それぞれの分子はプログラムされた「積み木」のように寄り集まり、適材適所でその機能を発揮しています。最近では、ナノレベルで分子を直接観察することが可能になり、集合体中での分子の機能を観ることができるようになってきました。これにより、新規な機能を有する分子(およびその集合体)を創り出すことが可能になります。発表では、生体膜という分子集合系について述べます。特に(1)光合成膜での光エネルギー変換装置の組み立て、観察、利用、さらに(2)分子集合体を利用した核酸医薬への応用展開について紹介します。
17:25~18:10 講演Ⅳ
「微生物の環境浄化機構と表面付着メカニズム」堀克敏准教授
(キーワード:水質浄化、微生物、バイオフィルム、生物付着)
微生物は生態系の分解者であり、下水処理にせよ、河川の浄化作用にせよ、環境浄化の主役は微生物である。微生物が汚れを食べることによって環境はきれいになる。この微生物の力を理解し、より効果的に利用することで、廃水や汚水から河川、湖沼、海域などの環境水まで効率的に浄化することができる。地球規模の環境破壊や温暖化による異常気象などにより世界各地で“水不足”が深刻化し、まさに今世紀は“水の世紀”とも言われるほど水資源の確保が重要となりつつある。日本は水に恵まれているとは言え、既に我々の飲料水はペットボトルに頼っているし、浄水器を取り付けていない家庭は稀である。また、食料自給率の低い日本は、間接的に農業用水を輸入しているようなものである。水資源を確保するためにも、浄化技術は必須。そこで本講演では、微生物による水質浄化メカニズムと実際について概説する。また、最近注目されているバイオフィルムと微生物が表面に付着するメカニズムについて紹介し、その応用分野について展望する。
(18:10~18:30 閉会、アンケート記入、移動)
18:30~19:45 交流会(無料)
申込方法:会員名,参加者名,連絡先(TelまたはE-mailアドレス)を記入して(書式自由)、
E-mail:kyoryoku-pal@ml.nitech.ac.jp または Tel/FAX:052-735-5538宛で、
事務局までお願い致します。
申込締切:6月23日(月)午後5時
(関心のある全会員様からの申し込みをお待ちしております。
複数参加も歓迎です。)
第5回分野別セッション開催報告
第5回分野別セッション(建築デザイン/都市社会工学分野)を、予定通り5月14日に開催しました。
24社40名が講演を聴講され、半数ほどの方に交流会にも参加頂きました。交流会には教員6名、学生も数名参加し、防災紙芝居や音の可視化といった展示・実演を通し、積極的な交流が行われました。
なお、次回、第6回のセッションを、「生命物質」分野で7月10日(木)に開催致します。詳細は後日ご連絡致します。
第5回分野別セッション開催通知(参加者募集)
分 野:「デザインとマネジメント」~「きっかけをデザインする」~
(担当;建築・デザイン/都市社会工学系)
日 時:平成20年5月14日(水) 午後3時~午後7時45分
場 所:名古屋工業大学 2号館1階 F1教室(講 演)
〃 校友会館1F(交流会)
スケジュール:講演Ⅰ(建築・デザイン関連の下記2テーマ)
ⅰ「パラサイトアーキてくちゃの紹介と実践」北川啓介准教授
(キーワーズ:建築,都市,小さな仕掛け,イノベーション)
パラサイトアーキてくちゃは、戦後復興都市において、住宅、余暇、労働、交通、歴史的建築といった機能の区画化と都市基盤の大々的な整備が都市計画の中心的政策として進められてきたにも関わらず、それらを繋ぐアクティビティが欠けている状況に対して、空間的、もしくは、時間的な隙間(site)を探し出し、その隙間に最適な簡単な仕掛けを(parasite)をくっつけることで、結果的にその間のポテンシャルを仕掛けの数倍引き出すことを基本コンセプトとしています。
2007年の第1回リスボン建築トリエンナーレでは、日本代表の1チームとして参加し、合計13の提案を発表し好評でした。こうした私たちのパラサイトアーキてくちゃの実践は、法規制や政策といった俯瞰する視点からではなく、社会の最小単位である個人の領域から建築の専門家が取り組むことのできる上、建築や都市のフィールドに留まらずに都市イノベーションを喚起させるという点でEUや経済産業省からの依頼も受け、今後も行政が介入したかたちで国内外での実践を継続することとなっています。
ⅱ「デザインを活かす」須藤正時准教授
(キーワーズ;ウェアラブル、可視化、脳血流)
28年間ミノルタカメラ(現コニカミノルタ)で複写機やカメラのデザインの開発に携わってきましたが、今回は本学に来てから取り組みました「音の可視化」と「視覚情報(写真)が脳の血流にどのように変化を与えるか」について紹介します。音の可視化ではその発展系の一つであるウェアラブル眼鏡(ビュワー付きカメラ)も合わせて紹介します。
「写真と脳の血流」では、今後視覚情報を利用したメンタルサポートに活用できたらと思って取り組んでおります。血流の変化をビジュアルにお見せいたします。
(16:30~16:40休憩)
16:40~18:05 講演Ⅱ(都市社会工学系の下記2テーマ)
ⅰ「災害から地域を守る社会技術」秀島栄三准教授
(キーワーズ:地域防災、社会基盤、公共計画)
地域の防災力を高めるには耐震改修、治水対策などハード的対応だけでなく、人々に「気づき」を促す防災教育、避難や復旧を支える情報ネットワークなども欠かせません。
本テーマでは、それらソフト的な取り組みの新たな試みに触れ、「手順」「段取り」「プログラム」といったプロセスをデザインすること、プロセスやリソースについて関係者の認識を共有化させることの重要性と、それらが新たな社会基盤の形成に繋がることを解説します。
ⅱ「ブランドマネジメント導入は御社をもっと強くする」加藤雄一郎准教授
(キーワーズ:ブランドマネジメント、顧客から見た自社存在理由、コアコンピタンス経営)
なぜ価格競争に巻き込まれてしまうのでしょうか?なぜ市場には似たような製品が溢れかえってしまうのでしょうか?この問題を解決する鍵は「ブランド」にあります。ブランドとは「顧客に対する約束」。さあ、いまこそ御社だけが実現できる約束を高く掲げましょう。掲げる前に、まずは約束すべきことを作り上げねばなりませんね。
そこで本講演では、広告会社マーケティング局で積み上げたブランドマネジメント実務経験をふまえ、約束の作り方をご紹介いたします。あなたが新たな一歩を踏み出すヒントを本講演から見出してください。
(18:05~18:30 閉会、アンケート記入、移動)
18:30~19:45 交流会(出しモノは、下記以外も準備中)
*音の可視化~音が聞きにくい環境下で、将来、音が見えるようになるかも!
*写真と脳の血流の関係~写真があなたの心に働きかけているものとは?
*防災紙芝居~災害のリスクを理解する「きっかけ」として、NPOと共に作りました。
申込方法:会員名,参加者名,連絡先(TelまたはE-mailアドレス)を記入して(書式自由)、
E-mail:kyoryoku-pal@ml.nitech.ac.jp または Tel/FAX:052-735-5538宛で、
事務局までお願い致します。
申込締切:4月23日(水)午後5時
(関心のある全会員様からの申し込みをお待ちしております。
複数参加も歓迎です。)
<今後の予定>第6回セッション(生命・物質工学分野)は、6月末~7月初めの開催予定です。
第4回分野別セッション開催報告
第4回分野別セッション(情報工学分野)を、予定通り3月3日に開催しました。
22社30名が講演を聴講され、ほとんどの会員が交流会にも参加されました。交流会には教員6名、学生も数名参加し、鬼ごっこロボット2体を含め4ロボットが出演、また医療画像を利用する癌診断支援システムや笑顔を測定するシステムなど、多数の展示・実演を通し、積極的な交流が行われました。
なお、次回、第5回のセッションを、「建築デザイン・都市社会」分野で5月14日(水)に開催致します。詳細は後日ご連絡致します。
第4回分野別セッション開催通知(参加者募集)
分 野:「情報工学」
「コンピューターが発想と実社会を結びつける」
日 時:平成20年3月3日(月)、午後3時~午後8時前
場 所:名古屋工業大学 2号館1階 F1教室(講 演)
〃 校友会館1F(交流会)
講演会場と交流会場にご注意を!
スケジュール:15:00~15:10 挨拶
15:10~15:50 講演1 犬塚信博 准教授
「データと価値を結ぶデータマイニング」
(キーワーズ:知識発見,データの分類,予測)
15:50~16:00 休憩
16:00~16:40 講演2 伊藤孝行 准教授
「理論と社会をダイレクトに結ぶエージェント技術」
~マルチエージェント理論による業務改善技術~
(キーワーズ:マルチエージェントシステム,分散人工知能,電子商取引)
16:40~16:50 休憩
16:50~17:30 講演3 本谷秀堅 准教授
「ものと情報を結ぶ画像・音声自動認識」
(キーワーズ:画像処理,音声処理,自動認識)
17:30~17:50 閉会、アンケート記入、移動、休息
17:50~19:50 交流会(参加費無料)
交流会では、「鬼ごっこロボットASKA(アスカ)」など、デモンストレーションやポスター展示を予定。
申込方法:会員名,参加者名,連絡先(TelまたはE-mailアドレス)を記入して(書式自由)、
E-mail:kyoryoku-pal@ml.nitech.ac.jp または Tel/FAX:052-735-5538宛で、
事務局までお願い致します。
申込締切:2月18日(月)午後5時
(関心のある全会員様からの申し込みをお待ちしております。
複数参加も歓迎です。)
<今後の予定>第5回セッション(都市デザイン,社会工学分野)は、4月末~5月初めの開催予定です。
第3回分野別セッション開催報告
第3回分野別セッション(機械分野)を、予定通り12月17日に開催しました。
23社34名(申込時;23社、37名)が講演を聴講され、ほとんどの会員が交流会にも参加されました。交流会には教員6名も参加し、活発な交流が行われました。
アンケートへの回答では、「分かりやすく楽しい講演だった」という感想が多く、事務局としても喜んでおります。
現在、個別技術課題ありと回答された会員へのフォローアップに力を入れています。
第3回分野別セッション開催通知(参加者募集)
分 野:「機械」
「ものづくりを支える機械と物理~未来を切り拓く産学連携への科学技術~」
日 時:平成19年12月17日(月)、午後3時~午後8時前
場 所:名古屋工業大学 大学会館3F 5・6集会室
スケジュール:15:00~15:10 挨拶
15:10~15:50 講演1 糸魚川文広 准教授
「未来を切り拓く機械加工技術」
(キーワーズ:加工のトライボロジー,微細加工,環境対応加工)
15:50~16:00 休憩
16:00~16:40 講演2 小野晋吾 准教授
「未来を切り拓く光技術」
(キーワーズ:レーザー,発光素子,光検出素子)
16:40~16:50 休憩
16:50~17:30 講演3 石野洋二郎 准教授
「未来を切り拓く燃焼技術・計測」
(キーワーズ:燃焼技術,四次元計測,サーマルリサイクル)
17:30~17:50 閉会、アンケート記入、移動、休息
17:50~19:50 交流会(参加費無料)
募集人数:約60名を予定しております。
申込方法:会員名,参加者名,連絡先(TelまたはE-mailアドレス)を記入して(書式自由)、
E-mail:kyoryoku-pal@ml.nitech.ac.jp または Tel/FAX:052-735-5538宛で、
事務局までお願い致します。
申込締切:12月5日(水)午後5時
(なお、先のアンケート調査の際に本分野を申告しておられない会員でも、
定員以内ならもちろん参加できます。関心のある全会員からの申し込みを
お待ちしております)
<今後の予定>①フォローアップサロンを、平成20年1月末までに開催します。
②第4回セッション(情報分野)を、20年2月中に開催する予定です。
第2回分野別セッション開催報告
第2回分野別セッション(電気・電子分野)を、予定通り10月12日に終了しました。
19社26名(申込時;22社、31名)が講演を聴講され、ほとんどの会員が交流会にも参加されました。交流会には教員16名も参加し、活発な交流が行われました。
アンケートへの回答では、「分かりやすいためになる講演だった」という感想が多く、事務局としても喜んでおります。
今後、個別技術課題ありと回答された会員へのフォローアップに力を入れていきます。
なお、次回、第3回のセッションを、機械分野で12月中に開催する予定です。
第2回分野別セッション開催通知(参加者募集)
分 野:「電気・電子」
「ものづくりを支えるエレクトロニクス~科学技術を産学連携の視点から斬る~」
日 時:平成19年10月12日(金)午後3時~午後8時前
場 所:名古屋工業大学 大学会館2F 5・6集会室
スケジュール:15:00~15:10 挨拶
15:10~15:50 講演1 江龍修 教授
「産学連携の種となる機能電子」
(キーワーズ:エレクトロニクスデバイス,エレクトロニクス材料)
15:50~16:00 休憩
16:00~16:40 講演2 榊原久二男 准教授
「産業に役立つ情報通信・電波応用技術」
(キーワーズ:高周波センシング,高信頼性高速通信)
16:40~16:50 休憩
16:50~17:30 講演3 岩崎誠 准教授
「産学連携に支えられるエネルギーデザイン」
(キーワーズ:パワーエレクトロニクス,モーションコントロール)
17:30~17:50 閉会、アンケート記入、移動、休息
17:50~19:50 交流会(参加費無料)
募集人数:約60名を予定しております。
申込方法:会員名,参加者名,連絡先(TelまたはE-mailアドレス)を記入して(書式自由)、
E-mail:kyoryoku-pal@ml.nitech.ac.jp または Tel/Fax:052-735-5538宛
事務局までお願い致します。
申込締切:9月28日(金)午後5時
(なお、先のアンケート調査の際に本分野を申告しておられない会員でも、
定員以内ならもちろん参加できます。関心のある全会員からの申し込みを
お待ちしております)
今後の予定:①フォローアップサロンを、平成19年11月末までに開催します。
②第3回セッション(機械分野)を12月中に開催する予定です。
第1回分野別セッション開催報告
今年度からの、新事業である「分野別セッション」の第1回を「環境材料」をテーマにさる7月25日(水)大学会館で開催しました。
講演会と交流会の2部構成でしたが、参加者は20社、28人でした。
講演は、
講演1 藤 正督 教授 「無駄を出さないものづくり」
講演2 柿本健一 准教授「有害物質を使用しないものづくり」
交流会には、大学教員も約10人参加し、活発な交流が実現しました。
アンケートでは、「聞く側に立った講演で分かりやすかった」、「今後も同様の企画を他分野で開催されるなら参加する」との回答も多く、好評でした。
個別に技術討議したいテーマを相談したいとの要望を抱える企業も約10社を数え、今後個別にフォローしていく予定です。
今後、逐次他分野でのセッションを開催していきます。多数の参加をお待ちしております。
第1回分野別セッション開催通知(参加者募集)
分野別セッションとは;
技術講演、交流会、フォローアップサロン(旧 産学官連携サロン。後日開催)の3部構成です。
まず講演会で当該分野の研究のうち、企業の製造技術や製品等、現場技術改革・商品開発に出来るだけ有益と思われる技術について2,3のテーマで気鋭の教官が講演します。その後、当の講師は勿論、関連する若手教官の参加を求め、会員と歓談、交流し、共通の技術課題や、新規の開発テーマ等々で産学の認識の共有を図ります。そして、何よりも教官と顔見知りになって頂きたく思っております。このときに、後日開催するフォローアップサロンで採りあげるテーマを募集します。
遅くとも2ケ月以内に、要望のあったテーマでの小検討会を、研究室でサロン的に、すなわちデータや装置、設備を目の前にして理解を深め、自由闊達に議論してもらいます。いわば、講演会と交流会が集団見合い、フォローアップサロンが婚約をめざすお付き合いの始まりというプロセスです。
サロンで具体的な検討テーマが絞れれば、共同研究や受託研究に発展するよう、公的資金獲得等についても、ご相談に乗れると考えております。
さて、皆様にご協力頂いて実施した、分野別セッションにおける所属希望分野申告のアンケート結果は次のとおりでした。(1社3分野まで申告可能。回答率47%)
生命・物質 | 環境材料 | 機械 | 電気電子 | 情報 | 建築・デザイン | 都市社会 | |
企業会員 | 26 | 57 | 45 | 46 | 25 | 9 | 11 |
個人会員 | 3 | 2 | 2 | 2 | 2 | 2 | 1 |
合計 | 29 | 59 | 47 | 48 | 27 | 11 | 12 |
以上の結果を参考に、第1回セッションを次ページの要領で開催いたします。
(なお、参加者募集は全会員に開催を通知し、定員以内ならば未申告分野のセッションにも参加可能です。定員オーバーする場合はその分野を申告した会員を優先させて頂きます。したがって、申告していない分野の講演でも関心がありましたら是非お申し込み下さい)
第1回分野別セッション開催要領詳細
分 野:「環境材料」
日 時:平成19年7月25日(水)午後3時~午後8時終了予定
場 所:名古屋工業大学 大学会館(大学生協の入っている建物)5,6集会室
スケジュール:15:00~15:15 挨拶
15:15~16:15 講演1 藤正督 教授
「無駄を出さないものづくり」
(キーワーズ:地球温暖化,CO2削減,省エネルギー,リデュース,粉体成形)
16:15~16:30 休憩
16:30~17:30 講演2 柿本健一 准教授
「有害物質を使用しないものづくり」
(キーワーズ:有害物質規制の世界情勢,圧電材料の非鉛化,付加価値・機能のつけ方,共同研究の重要性)
17:30~17:45 閉会、アンケート記入
17:45~18:00 移動、休息
18:00~20:00 交流会(参加費無料)
募集人数:約60名を予定しております。
申込方法:会員名,参加者名,連絡先(TelまたはE-mailアドレス)を記入して(書式自由)、
E-mail:kyoryoku-pal@ml.nitech.ac.jp または Tel/Fax:052-735-5538宛
事務局までお願い致します。
申込締切:7月17日(火)午後5時
今後の予定:①フォローアップサロンを、平成19年9月末までに開催します。
②第2回セッション(分野未定)を10月20日までに開催する予定です。
第3回以降も順次開催して参ります。